学校生活
6年生 和菓子作り体験
6年生は、キャリア教育と伝統文化を体験する学びとして、今年も和菓子作り体験を行いました。
講師は、長年本校にいらしていただいている日本橋人形町「玉英堂」の今江康人さんです。
まず、和菓子の歴史、お菓子の大切さなど、菓子の文化についてお話をうかがいました。私たちがなぜお菓子を食べるようになったかを学んだ後、いよいよ和菓子作りです。
もうすぐ春になるこの時期に作るのは「寒椿」「春の山」。
「寒椿」は、茶巾しぼりと真ん中のしべを茶こしをつかってあんを裏ごしするところがポイントです。
「春の山」は、ピンクときいろのあんをそぼろこしにし、それをこしあんのあんに箸を使って付けていくのが、難しいお菓子です。
手にあんが付きやすいので、常に手を濡らしながら行うことを教えていただき作り始めました。「あんこがとれない」「丸くならない」とあちこちで悲鳴が上がっていましたが、徐々にコツをつかみ、集中して作業に取り組んでいました。
出来上がったお菓子を嬉しそうに、自慢気に見ている姿が印象的でした。