特色ある体験学習
Experience Learning

特色ある体験学習

体験することでより深く理解し、
積極性を育みます。
様々な体験学習を通して、楽しみながら、
これからの社会を生き抜く力を身につけます。

グローバル化が進み価値観がますます多様化した現代社会においては、価値観の異なる他者、前提を共有しない他者と対話するコミュニケーション能力や、価値観の異なる他者と協働し、解決困難な新しい問題に取り組み、解決する能力が、ますます求められるようになっています。
このような予測困難な社会で生きていく子供たちにとっては、状況に応じた適切なコミュニケーションの方法や、価値観をすりあわせながら仲間と協力する方法などを、体験的に学ぶことが有効ではないでしょうか。
本校の体験学習は、あらかじめ獲得すべき知識が示され、その知識の獲得が主たる目的となるような活動ではありません。大切なことは、活動を通してどのような体験をし、その体験を通して何に気づき、何を学び取ったのかを、子供たちそれぞれがきちんと振り返り、今後の生活に生かしていくことです。

校外学習の画像1
校外学習の画像2
校外学習の画像3
校外学習の画像4
Experience Learning 1

校外学習

仲間と協力し、自己発見と
他者理解を深めます。

校外学習の目的は、真に自立した女性を育成することです。そのような、目的達成のために「自分から進んでやろうと思う意思が生まれる場」、「全力を出す必要がある場」、「仲間と協力して取り組む場」を設定して活動しています。
4年生の体験教室では、プロジェクトアドベンチャーの手法を使った体験学習を行っています。グループに分かれて、課題解決に挑戦します。課題解決のために、自分たちで考えて、チャレンジし、成功や失敗を繰り返します。また、活動を振り返ることで、自己発見と他者理解を深めます。
5年生の野外学習では、清里高原の自然を五感いっぱいに感じながら、専門のレンジャーとともに「大地」、「動物」、「植物」のテーマに分かれてのハイキングをしたり、真夜中の森を歩いたりします。また約5時間に及ぶロングハイキング、飯盒炊爨やカレーづくりを行っています。4年生で学んだことを生かし、仲間と協力することや、関わり方を学び、コミュニケーション能力を高めます。
6年生では、松本・上高地への修学旅行を実施しています。仲間とともに歴史を感じ、自然を満喫できる修学旅行は、6年生にとって最高の三日間です。

校外学習の画像5
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Experience Learning 2

伝統文化に関する
教育

日本文化を学び、
真の国際性を育みます。

日本の伝統文化に親しむ時間を大切にしています。六年間を通して、茶道・和菓子作り・箏・座禅などを体験します。教養として日本文化を知るだけではなく、伝統として受け継がれてきた『心』に触れ、日々の学びの中に活かすことが目的です。思いやりの心、季節の移り変わりに気づく心、その気づきを言葉やお菓子で表現し楽しむ心、繊細な音色に気づく心、自分の精神を律する心が育つことを願っています。神様からいただいた豊かな感性を磨く特別な時間です。

校外学習の画像7
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Experience Learning 3

地域とのかかわり

地域を深く理解することで、
生活環境を学びます。

1年生では、新江ノ島水族館まで歩いていき、海岸で拾った貝を使っての工作や、ウミガメのえさやり体験などを通して、海の生き物について楽しみながら学んでいます。
2年生では、地域のお店や、お寺、教会などを見学する校区探検や、春や秋に市内の公園に出かけ、季節による自然の様子の違いについて観察を行っています。
3年生では地域の学習の一環として、スーパーマーケットや漁港の見学を行っています。また江の島が2021年の東京オリンピックでセーリングの会場になることを受けて、4年生が江の島まで出かけて、海外のセーリングチームや会場スタッフの方にお話を伺う活動を行っています。

宿泊研修PA

プロジェクトアドベンチャー
とは?

未知の世界に挑戦する「アドベンチャー(冒険)」を核とした体験学習プログラムです。立木や丸太、ロープなどを使った様々な活動の中で、チームで課題に挑み、人間として成長するための「気づき」を得ながら、仲間と信頼関係を築きます。自己との対峙、葛藤、挑戦、仲間との協力、達成感などを体験し、コミュニケーション能力やコラボレーション能力、創造力などを高め、心身ともに成長していきます。

プロジェクトアドベンチャーの画像