学校生活
5・6年生 防災巻作り
6月28日(月)に防災士の有馬先生と朝日新聞社の安田先生をお招きして、「防災巻」作りの授業を行いました。
「防災巻」とは、地震が起こるシチュエーションを想定し、地震の発生後にどのような行動をとるかイメージして記入していくものです。
まず最初に、地震や津波が起こるメカニズムを教えていただき、津波とはどのようなものかを学びました。次に、「防災巻」とはどんなものかを教えていただき、いよいよ「防災巻」作りの実践です。
今回は「清掃中、先生の指示なしに併設中高まで避難する」という想定で「防災巻」作りをしました。初めは戸惑っていた子ども達ですが、次第に想像を働かせ、鉛筆を動かしていました。
5年生は、書きあがったものを友達同士で読み合いました。自分では気づかなかったことに気づくことができ、より学びが深まります。
6年生は、1年生や下級生がいた場合に、どのような行動をとるかを考えました。自分達のことだけではなく、周りのことも考える力が磨かれました。
今まで漠然と考えていた避難するということについて、いざという時のためにしっかり考えることのできた時間でした。
今回の「防災巻」作りを元に、自宅にいた場合はどうするか、登下校中の場合はどうするかと、いろいろな場面を想定して、避難するということについて、考えてみようと思えたようです。