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2020年5月22日 聖母月
美しく咲いていた桜は今、葉を茂らせ、葉桜となり、かわいい実をつけています。自然は、確実に移り変わっています。
カトリック教会では、5月は聖母月としています。聖母月の信心は近世からのもので、18世紀のイタリアで盛んとなりました。この5月は、四季折々の中で春の訪れとともに自然界の実りをもっとも感じさせてくれ、また主の復活の喜びと希望に満ちた月でもあります。そのような思いをもってこの月をマリアにささげ、マリア崇敬のために祈り続ける信心が伝統としてなされてきました。
学校でも、5月は、特別にマリア様への祈りを捧げ、また、「聖母行列」という学校行事もあり、児童一人一人がマリア様へ花を捧げて祈ってきました。今年は、新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言より、休校となっていますが、教員も、子供たちも、そして保護者の方々も、心を一つにし、コロナウィルスによって苦しんでいる方々のために、聖母マリアの取り次ぎを願って、お祈りを捧げたいと思っております。
(マリア様の御像)