学校生活
6年生 お箏体験
6年生が、講師の先生をお招きして、お筝の体験をしました。
初めに、先生方の尺八とお筝、声楽による「花は咲く」の模範演奏を聴き、さらに筝の色々な演奏の手法を学びました。
次に、筝は「桐」でできていること、筝全体を龍に見立てて、龍頭、龍尾、手前と奥の部分を磯と呼び、弦を支えているのは琴柱ということなども教えていただきました。
お話の後、実際にお筝を弾いてみました。
筝爪を親指につけ、まずは楽譜の読み方からです。
楽譜は右から縦に読み、書いてある数字が弦の場所を表しているのだそうです。
演奏する「さくら」の楽譜をメロディーに合わせて「七、七、八」と言いながら、弦を爪ではじきました。
手を立てて、薬指を「龍角」に置き、次の弦に向かって押すようにはじくのですが、指の力が必要で、しっかり指を立ててはじくことが難しく、四苦八苦しながら音を出しました。
お箏一面を2人で交互にゆっくり練習していくうちに、音が出始め、最後にはクラス全員で「さくら」を合奏をすることができました。
先生方の尺八やお筝の伴奏が入ると、とても初めてとは思えないほど素敵な音色の「さくら」になりました。
〈素材〉
箏・・・桐材
弦・・・絹糸(現在はテトロンなどの化学繊維)
箏柱・・・象牙、合成樹脂
〈箏と琴について〉
一般的に「こと」というと「琴」と書かれることが多いですが,
箏柱(ことじ)をたてる「こと」は箏
箏柱(ことじ)をたてない「こと」は琴 と区別されています。
〈弦の呼び方〉
一(イチ)/二(ニイ)/三(サン)/四(シイ)/五(ゴ)/六(ロク)/七(ナナ)/八(ハチ)/九(ク)/十(ジュ)/斗(ト):11/為(イ):12/巾(キン):13