学校生活
6年生 命の授業
6年生は「命の授業」を受けました。講師は、本校の卒業生で助産師をされている芳川悠先生です。昨年に引き続き、お会いするのは2回目です。
事前に家族にインタビューをして、自分について調べてくる課題が出されていました。自分の名前に込められた願いや自分が産まれた日がどんな日だったか、自分に対する家族の想いなど、家族にインタビューしたことを発表していきました。
友達が産まれた時の状態が、自分と同じことを知って感動する児童や、家族の想いを聞いて大きくうなずく児童、自分のことを皆に聞いてもらって満ちた表情の児童など、それぞれが「生きていること」はすばらしく、一人一人が奇跡であり、大切な存在であることを体感した時間となりました。
最後に芳川先生は、「本当は一人一人を抱きしめてあげたいけれど」とおっしゃって、「右手で自分の左肩を、左手で右肩を」と子ども達自身が自分の両肩を抱きしめるようになるポーズを指示されました。目を閉じて、静かに自分を大切に思う時間が流れました。授業後、どの子もやさしい顔になっているのが印象的でした。