学校生活
6年生 国語「たのしみは」-短歌作り-
6年生は、国語の教科書の「書く」単元「たのしみは」で短歌を作ります。
私たちの「たのしみは」は、江戸時代の歌人橘曙覧(たちばな あけみ)の独楽吟の形をかりて、「春夏秋冬」の楽しみや喜びを詠みます。今回は「秋」がテーマです。
まず草案作りです。
草案では、子どもらしい自由な発想力で、ひとりひとりが秋の楽しいひとときを31音にのせて伸び伸びと表現していました。
次は推敲へと移りますが、今年度は本校卒業生の歌人、谷川由里子先生をお招きし、短歌についてさらに詳しく教えていただきました。
そして、授業を受けた子どもたち全員の短歌を評してくださいました。
プロの歌人の方にアドバイスをいただく機会は、なかなかありません。
子どもたちはドキドキしながら自分の評を聞いたり、友達の短歌に拍手をおくったりしていました。
その後、谷川先生にいただいたアドバイスを生かして推敲し、遂に全員の短歌が完成しました。
完成した子どもたちの瑞々しい短歌は、「第30回令和独楽吟《橘曙覧顕彰短歌コンクール》」に出品します。
時間をかけて31音と向き合った子どもたち。日本語の持つ面白さや不思議さ、美しさなどを存分に味わうことができました。